
就活イベントを通して感じたこと~OB・OG訪問の重要性~
皆さん、こんにちは。スカウト就活サービス「アイルーツ」を運営しているツタミです。
現在26卒向けの就活イベントの運営を担当しています。イベント運営にあたり、人事と就活生との間には、様々なギャップがあると思ったため、その一部を紹介いたします。ぜひ参考にしてください!
26卒向け就活イベントを通して
今年の10月から、アイルーツ(iroots)では26卒向けの就活イベントを開催しています。就職活動が年々早期化し、忙しい大学生活の合間を縫って準備に取り組んでいる姿が印象的でした。その中で、「人事と就活生との間には、様々なギャップがあるな 」と感じる場面もいくつかありました。
中でも特に気になったのは、「OB・OG訪問の軽視」です。就職活動というと、やるべきこととして、「自己分析」「ES作成」「業界研究」などが想起されることが多いと思いますが、当社の新卒採用責任者に聞いてみると、「OB・OG訪問」を重視してほしいとのことでした。
就職活動は企業に自分を知ってもらい、評価してもらう場です。そのためには、ありきたりな回答やネットの情報だけで済ませるのではなく、「自分自身の言葉」で語る姿勢や、リアルな情報を収集するための行動が欠かせません。
本記事では、就活イベントを通じて感じた「OB・OG訪問の重要性」について、具体的にお話ししたいと思います。26卒の皆さんが少しでも良い就活ができるよう、参考にしていただけますと幸いです。
OB・OG訪問が軽視されがちな現状
就活生を見ていると、OB・OG訪問が軽視されがちだと感じます。その理由として、「忙しくて時間がない」「情報はネットで十分手に入る」「知らない人に連絡するハードルが高い」というものが多いのではないでしょうか。
確かに、現代はインターネットや就活サイトで企業情報や口コミが簡単に手に入る時代です。しかし、OB・OG訪問を活用しないのは非常にもったいないです!
OB・OG訪問の価値とは?
OB・OG訪問には、就活サイトや企業説明会では絶対に手に入らない「リアルな情報」が詰まっています。例えば、実際の働き方や業務内容、職場の雰囲気、さらには「なぜこの会社に入って良かったのか」「入社前と後でギャップはあったか」といった体験に基づく生の声を聞くことができます。
こうしたリアルな情報は、企業理解を深めたり、志望動機の説得力を高めるだけではなく、自分がどういう働き方をすれば自分が面白い・しんどいと感じるのかが明確になり、就活後期や入社後に後悔する可能性が低くなるでしょう。
OB・OG訪問の方法
とはいえ、「知らない人に連絡するのが不安」「何を聞けばいいかわからない」という気持ちはよくわかります。しかし、OB・OG訪問は、社会人としての第一歩を踏み出す練習だと思って、勇気を出して一歩踏み出してほしいです。
具体的には、下記5つの方法で取り組んでみましょう。
- 大学のキャリアセンターを活用する
- 人脈を辿る
- 志望企業の新卒採用窓口に直接問い合わせる
- OB・OG訪問アプリで探す
- SNSを活用する
まとめ:26卒の皆さんに伝えたいこと
今回の就活イベントを通じて、26卒の皆さんに伝えたいことは、「OB・OG訪問を通じたリアルな情報収集」の重要性です。
OB・OG訪問を避ける学生が多い中で、積極的に行動することは大きな差別化になります。企業説明会やネットの情報では得られない「リアルな現場の声」を聞くことができれば、企業理解は格段に深まるはずです。また、「なんとなくこの会社がいいだろう」の「なんとなく」がより明確になり、就活後期や入社後に後悔する可能性が低くなるはずです。
26卒の皆さんが、自分らしい就活を進められるよう、心から応援しています!