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運営メンバーが就活生の時に書類選考通過したESを大公開!

皆さん、こんにちは。スカウト就活サービス「アイルーツ」を運営しているツタミです。

私は数年前に就職活動を経験し、無事に今の会社に内定をいただくことができました。当時は何もかもが初めてのことで不安だらけでしたが、エントリーシート(ES)作成にじっくりと向き合い、自分の強みや志望動機を言葉にすることで少しずつ自信を深めていきました。

この記事では、私が就活生だった頃に書類選考を通過した3社の実際のESを公開します。それぞれの企業でどのようなポイントを意識して作成したかも解説しています。

もちろん、企業の求める人物像や業界のトレンドは時代によって変化します。しかし、他人のESを見ることは、自分の考えを整理する上で大いに役立つものです。この公開が、みなさんの就職活動におけるヒントとなれば幸いです。それでは、実際の内容をご覧ください!

企業ごとにESの内容を紹介

本記事では、下記3つの業界の企業例を取り上げます。
・生命保険
・地方銀行
・食品メーカー

例①:生命保険

・設問:学生時代にあなたが一番力を入れて取り組んだことについて記述をお願いします。

・回答

所属するテニスサークルの活性化に取り組みました。当時、サークルには150名が所属していましたが、実際に活動に参加しているのは50名ほどで、多くのメンバーが疎遠な状態でした。私はその原因を「メンバー同士のつながりの薄さ」にあると考え、誰もが参加したくなる雰囲気づくりを目指しました。まず、メンバー同士のコミュニケーション不足を解消するため、積極的に未参加のメンバーに声をかけ、一人ひとりの関心や悩みを丁寧に聞きました。その中で、共通して多くのメンバーが「食べることが好き」であることに気づき、この趣味を活かした企画として「美味しいもの巡り」などのイベントを定期的に開催しました。この活動を通じて、運動が苦手なメンバーや消極的なメンバーも自然と参加しやすい環境を整えました。さらに、私の取り組みに共感してくれたメンバーと協力し、サークル外でもメンバー同士が関係を深められるような仕組みを作りました。結果として、サークル全体の雰囲気が徐々に良くなり、活動に参加するメンバーは100名を超えるまでに増加しました。この経験を通じて、課題の本質を捉えた上で適切な解決策を実行する力、そして周囲を巻き込むリーダーシップの重要性を学びました。

・ポイント
この企業に求められる人物像が「問題解決力」であったため、その能力をアピールできるエピソードを取り上げました。

例②:地方銀行

・設問:志望動機を教えてください。

・回答

経済面から●●(都道府県名)を活性化させたいという思い、志望しました。「人の幸せのために貪欲に行動する」という私の信念は、貴行の「お客様第一」の姿勢と重なる部分を感じています。また、広域型地方銀行として、全国展開を目指す地元企業への支援を通じて地域経済を発展させる貴行の役割に強く共感しました。行員として専門性を高めながら、地元企業や地域住民に寄り添い、貴行の一員として●●(都道府県名)のさらなる発展に貢献したいです。


・設問:将来展望(●●銀行というフィールドであなたはどんな人に成長したいですか?)

・回答

お客様にも仲間にも信頼され、選ばれる存在へと成長し、法人営業において企業の頼れるパートナーとして活躍したいと考えています。そのため、まず窓口業務を通じて多くのお客様と接し、ニーズを的確に把握する力を身につけます。その後、法人営業の現場で専門知識を磨きながら、お客様の課題解決に貢献する経験を積みたいです。また、プライベートでは多様な価値観に触れる機会を大切にし、広い視野を持ちながら自分自身を高めていきます。常に成長を意識し、貴行の一員として地域経済に貢献できる存在になりたいです。

・ポイント
説明会やインターンで得たその銀行らしさを理解していることを踏まえて、作成しています。
ただ今見返してみると、地方銀行それぞれの違いはあまりわかっていなかったように思います。当時に戻ることができれば、「OB・OG訪問」を通して、もっとその銀行らしさを理解したいです、その上で志望動機を考えることができれば、評価が高いESになるはずです。

例③:食品メーカー

・設問:現在のあなたの特徴を挙げてわかりやすく説明してください。

・回答

私は「挑戦を恐れず、目標に向けて努力を続ける姿勢」が特徴です。大学では教育養成課程で学び、保育士・幼稚園教諭の免許取得を予定しているだけでなく、条件が厳しい小学校教諭の免許取得にも挑戦しています。この資格は成績上位10%の学生のみが取得可能で、日々5限まで授業が詰まったスケジュールの中で効率的な時間管理が求められます。私は将来の選択肢を広げるため、あえて厳しい道を選択し、現在までに●単位を修得するなど目標達成に向け挑戦を続けています。

・ポイント
この企業に求められる人物像に合わせたエピソードを取り上げました。また、挑戦していることが客観的に見ても、難しいことにチャレンジしていることがわかるように数字を使って表現しました。

まとめ

今回の記事では、3つの業界の企業におけるESの書類選考通過事例を通じて、就活生の皆さんに役立つ情報をお届けしました。当時はChatGPTなどの便利なツールがなく、文章の添削に非常に苦労しましたが、その経験をもとにESのポイントを紹介することで、皆さんがES作成のヒントを得られたら幸いです。

ES作成においては、自己分析をしっかり行い、自分の経験や価値観を企業の求める人物像にどう結びつけるかが重要です。また、企業研究を通じて、その企業が何を大切にしているのかを理解し、それに沿った内容を盛り込むことが成功の鍵となります。

就職活動は時に大変なこともありますが、自分自身を見つめ直し、成長する貴重な機会でもあります。皆さんが自信を持って選考に臨み、希望する企業で活躍できることを心から願っています。頑張ってください!

ツタミ
ツタミ
新卒7年目|元法人営業|関西出身→東京勤務→東北在住と、北へ進行中|就活お悩み相談を中心に更新していきます✨

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