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【イベントレポート#12】本選考対策 ~職種深掘り編~

スカウト就活サービス「アイルーツ」運営事務局のツタミです。
就職活動では、自分に合った職種を見極めることも重要です。しかし、「営業職」「企画職」「マーケティング職」「キャリアパートナー」などの職種名は知っていても、具体的な仕事内容や働き方を深く理解するのは難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。
そこで、26卒の皆さんを対象に、各職種の経験がある社会人4名を招いたイベントを開催しました。本イベントでは、各職種の仕事内容、やりがい・大変さなどを直接聞ける貴重な機会を提供。参加者からは好評の声を多くいただきました。
この記事では、イベントの内容や参加者の感想をお伝えします。キャリア選びの参考にしてください!

目次[非表示]

  1. イベント概要
  2. イベントの内容をご紹介
    1. 学生Aさん
    2. 学生Bさん
  3. イベント参加者の声をご紹介


イベント概要

・開催日時:2024年12月19日(木)18:00~18:45
・イベントの内容:「営業職」「企画職」「マーケティング職」「キャリアパートナー」の職種経験者を招き、仕事内容、やりがい・大変さなどを聞くことができる内容となっています。

イベントの内容をご紹介

ここでは、イベントでいただいた質問をいくつか取り上げます。イベントでは解説できなかった点も詳細にまとめているので、多くの就活生にも活用できるポイントが満載です!

学生Aさん

【質問】営業職で成長するためにはどのようなスキル・資格が必要ですか?
【回答】営業職:業務を通して、資格は特に必要ないと思いました。
スキルについては、色々なスキルが必要ですが、特に「課題解決力」が必要だと思います。


※補足
「課題解決力」が必要な理由は、営業が単に商品やサービスを売るだけではなく、顧客が抱える課題やニーズを的確に把握し、それに応じた最適な提案をすることが求められているためです。課題解決力があれば、顧客の表面的な要望だけでなく、潜在的な課題を引き出し、解決策を提供することができます。そのため、営業職を希望している場合や、志望している企業で「課題解決力」が求められる場合は、課題を解決したようなエピソードを自己PRやガクチカで使うといいと思います!

学生Bさん

【質問】それぞれの職種の仕事内容や楽しさ、しんどさを知りたいです。
【回答】マーケティング職:

マーケティングは「顧客にとっての価値を創り出す」仕事です。具体的には、顧客が本当に欲しいものや求めていることを徹底的に考え、それに独自性を加えて提供していきます。このプロセスを通じて、企業や事業全体に大きなインパクトを与えられる点が、この仕事の大きな魅力です。
一方で、マーケティングの判断や施策が誤ると、企業や事業全体に大きな影響を及ぼす可能性があり、その責任の重さがプレッシャーになることもあります。この責任感と向き合いながら成果を出していく点が、マーケティングの難しさであり、やりがいでもあります。

【回答】企画職:

私は、営業企画として、営業の方が成果を出しやすくする仕組みづくりや、顧客のニーズや競合状況を踏まえた商品企画など担当していました。たとえば、1人で500万円の売上を達成するのは大変ですが、営業企画として仕組みを作り、それを500人の営業に展開すれば、1人あたり10万円を売り上げてもらうことで目標を達成できます。このように、仕組みを通じて大きなインパクトを残せるのが企画職の醍醐味であり、大きなやりがいです。
ただし、良い仕組みや企画をつくるだけでは不十分で、それを組織に浸透させ、実際に使ってもらう必要があります。組織にはさまざまな考え方や価値観を持つ人がいるため、「これをやってください」と依頼しても、全員がスムーズに動いてくれるわけではありません。やらない理由を丁寧にヒアリングし、課題を解消していくことで、初めて仕組みが活用されます。この調整や説得が大変な一方、組織を動かして成果を上げられたときに、大きな達成感を得られます。

【回答】営業職:

私は「エン転職」というサービスを、中途採用を希望する企業に提案する営業を担当していました。営業職の楽しい点は、成果が目に見えてわかるところです。目標を達成すると給与や評価に反映される仕組みが明確で、それがやりがいにつながる人が多いです。また、私自身の就活の軸として「多様な価値観を得たい」と考えていたので、営業を通じてさまざまな役職や業種の方と直接お話しできることも、楽しいポイントでした。
一方で、成果が数値でわかりやすい分、未達成のときのプレッシャーは大きいです。どれだけ努力しても成果が出ないこともあり、その状況をどう受け止めるかが課題になります。そんな時こそ、仕事の中で楽しみややりがいを見つけて、モチベーションを保つことが大切です。

【回答】キャリアパートナー:

キャリアパートナーは、仕事を探している方に最適な仕事を提案し、サポートする仕事です。この仕事の楽しい点は、求職者と一緒に二人三脚で進められるところです。一人ひとりのやりたいことや価値観、志向性が異なるため、その方に合った仕事を提案できたときは大きな達成感を得られます。また、求職者の人生に寄り添い、前向きな変化を支えられるのも、この仕事ならではの魅力です。
一方で、難しさもあります。求職者のニーズが多種多様で、対応を一律化できるマニュアルをつくりにくい点です。経験を重ねることで「こういう方にはこう対応する」という感覚を掴む必要があり、それには時間がかかります。また、求職者と連絡を取るタイミングが夜に集中しやすいことも課題です。会社としてフレックス制度を導入し、残業が多くならないよう工夫はしていますが、特に18時以降に対応が増えることもあり、時間管理の難しさを感じることがありました。


【質問】今の職種に異動した理由は何ですか?
【回答】企画職:

私は、営業→企画→営業→マーケティングに異動しました。長く営業を経験する中で、業務に慣れて成果を出しやすくなった反面、成長を実感しづらくなっていることに不安を感じていました。マーケティングは、広告運用やメルマガ、動画投稿など、多彩なアプローチで目標に挑戦できるため、新しいことに挑戦しながら日々成長を実感できそうだと考え、異動を決めました。

【回答】営業職:

私は、営業からマーケティングに異動しました。異動の理由は、営業の仕事に慣れてきたことで成長を感じにくくなった点にあります。一方で、マーケティングは常に新しいことに積極的に取り組む部署だったため、挑戦を通じて自分自身がさらに成長できると考え、異動を希望しました。

【回答】キャリアパートナー:

私は、キャリアパートナーからマーケティングに異動しました。キャリアパートナーの仕事は非常にやりがいがありましたが、仕事の影響力が比較的小さいことが気になっていました。ただし、企業の理念や考え方には強く共感していたため、転職ではなく社内異動を選びました。より影響力の大きいマーケティング業務に携わることで、会社やサービスに大きな貢献ができると考えたのが異動の理由です。

イベント参加者の声をご紹介

今回のイベント終了後も、参加者の皆さんからたくさんのアンケート回答をいただきました!ご意見や感想をお寄せいただき、ありがとうございます。ここでは、その中から一部の声をご紹介します。

▼参加者からのコメント

個別に質問と回答を得ることができたから。また、人数の関係で会話ができた。

それぞれの職種についてざっくばらんなお話しが聞けて良かったです。

それぞれの職種を担当されている方からリアルな話を聞くことができました!自分が将来の職種を考えるきっかけになりました!

あえてあまり調べていない業界の深堀セミナーに参加させていただいたのですが、短時間で職業概要を理解出来たので良かったです。

満足度は10点満点中8.5点でした。多くの参加者が次回のイベントも予約していただいており、大変ご好評をいただきました。今後も、就活生を応援するさまざまなイベントを開催予定です。最新のイベント情報をメールでお届けしますので、ぜひアイルーツに登録してくださいね。

ツタミ
ツタミ
新卒7年目|元法人営業|関西出身→東京勤務→東北在住と、北へ進行中|就活お悩み相談を中心に更新していきます✨

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