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【イベントレポート#05】面接対策セミナー

スカウト就活サービス「アイルーツ」運営事務局のツタミです。
就職活動において、面接は内定獲得のカギとなる重要なステップです。しかし、多くの学生が「どのように答えれば良いかわからない」「自分のアピールポイントが伝わるか不安」といった悩みを抱えています。

そこでアイルーツ(iroots)では26卒の皆さんに向けて、当社の新卒採用責任者が監修した「面接対策イベント」を開催しました。本イベントでは、実際の採用現場で人事が重視する視点を基に、選考を突破するための具体的なアドバイスを提供しました。

この記事では、イベントの内容を詳しく振り返りながら、面接対策のヒントをお届けします。ぜひ最後までご覧いただき、今後の面接準備にお役立てください!

目次[非表示]

  1. イベント概要
  2. イベントの内容をご紹介
    1. Part1:【全体編】面接で人事が見ていること
    2. Part2:【ガクチカ、自己PR編】面接で人事が見ていること
    3. Part3:【志望動機編】面接で人事が見ていること
    4. Part4:【逆質問編】面接で人事が見ていること
  3. Q&Aコーナー
    1. 学生Aさん
    2. 学生Bさん
  4. イベント参加者の声をご紹介


イベント概要

・開催日時:2024年11月29日(金)16:00~16:30
・イベントの内容:
①【全体編】面接で人事が見ていること
②【ガクチカ、自己PR編】面接で人事が見ていること
③【志望動機編】面接で人事が見ていること
④【逆質問編】面接で人事が見ていること

イベントの内容をご紹介

イベントでは、下記4部構成で進行しました。

Part1:【全体編】面接で人事が見ていること
Part2:【ガクチカ、自己PR編】面接で人事が見ていること
Part3:【志望動機編】面接で人事が見ていること
Part4:【逆質問編】面接で人事が見ていること

Part1:【全体編】面接で人事が見ていること

選考全体を通して、人事が特に見ていることは、下記2点です。
・相手に合わせたやり取りができること
・適切な話の長さで回答すること


相手に合わせたやり取りができること

選考全体を通して、人事が特に見ていることは、「相手に合わせたやり取りができること」です。なぜなら、社会人には、状況や相手に応じた対応力が求められるためです。

たとえば、一次面接で丁寧な言葉遣いをする面接官には、同じく丁寧な言葉遣いで対応することが適切です。一方で、フランクな雰囲気の最終面接官には、堅苦しすぎない自然な対応を心がけるのが好印象につながります。相手によって、コミュニケーションを使い分けましょう。


適切な話の長さで回答すること

選考全体を通して、人事が特に見ていることは、「適切な話の長さで回答すること」です。その理由は、面接官は特に聞きたいことを深堀りしたいため、話が長くなりすぎると「話がまとまっていない」という印象を与えてしまうためです。

特に1対1の面接では、会話はキャッチボールのようにテンポ良く進めることが大切です。質問に対して簡潔かつ的確に答え、必要に応じて補足する形が理想です。ただ集団面接の場合、会話のキャッチボールは難しいため、NG事例に記載しているような要点を抑えたプレゼン形式で問題ありません。

Part2:【ガクチカ、自己PR編】面接で人事が見ていること

ガクチカ、自己PRにおいて、面接で人事が見ていることは、下記2点です。
・現状と目指す姿のギャップがある。
・行動の具体性・客観性がある。

テンプレートについて
当社の新卒採用責任者に面接で見ているところを聞いたところ、「あくまで評価は中身で行うので、テンプレに引っ張られ過ぎないで欲しい」とのことでした。ここで気を付けていただきたいのが、テンプレを使ってはいけないのではなく、​伝わりやすい文章の下地として使うのはいいですが、​その通りに書いたから評価されることはないということです。

現状と目指す姿のギャップについて
これが重要な理由は、成し遂げたことの難易度を人事が知りたいためです。​

行動の具体性・客観性について
これが重要な理由は、目指す姿に対してとった行動の具体性・客観性から、ESの評価をしているためです。​

Part3:【志望動機編】面接で人事が見ていること

志望動機において、面接で人事が特に見ていることは、「希望する仕事と自社で実現できることにギャップがないか」という点です。それが重要な理由は、企業の業績向上と就活生の仕事人生の充実のためです。この点を考える際に、「人事のミッションは何か?」という視点を持つと理解しやすくなります。


人事のミッション

人事のミッションは、「入社後活躍する人材の採用」です。​企業が成長するためには、社員一人ひとりが生き生きと働き、成果を上げることが欠かせません。その中で、人事が最も避けたいことは「早期離職」です。早期離職が発生する主な原因は「希望する仕事と入社後の仕事のギャップ」にあります。このギャップを未然に防ぐため、人事は志望動機を通じて、「希望する仕事と自社で実現できることにギャップがないか」を慎重に確認しています。


志望動機を考える上でのポイント

志望動機を考える上でのポイントは、「価値観として譲れないこと(=やりたくないこと)」に目を向けることです。なぜなら、離職は「やりたくないことをやっている」で発生することが多いためです。

Part4:【逆質問編】面接で人事が見ていること

逆質問は評価の一つとして見ることもありますが、多くの場合、は「配属先の検討するための材料」として活用されます。これは、人事のミッションが「入社後活躍する人材の採用」であり、できる限り学生の希望に沿った配属にしたいと考えているためです。

逆質問では自分がやりたいことを含めて伝えましょう。その際に、志望動機で話した内容と矛盾がないか、一貫性を意識することが重要です。

Q&Aコーナー

ここでは、イベント後にいただいた質問に回答いたします。

学生Aさん

【質問】

自己PRとガクチカがどちらもアルバイトに関することなのですがどちらかはアルバイト以外のことに変更した方がいいでしょうか。


【回答】

「自己PR」「ガクチカ」、どちらもアルバイトに関することでも問題ありません。ただし、それぞれの目的やアピールポイントを明確に分けることが重要です。もしアルバイト以外にアピールできる活動がある場合、自己PRまたはガクチカのどちらかを別の経験に置き換えるのも一つの方法です。ただ、無理に変更する必要はなく、大事なのはそれぞれのエピソードが学生時代の自分自身をしっかり表現できているかどうかです。

学生Bさん


【質問】

譲れないポイントをESの志望理由に組み込もうとすると字数が増えてしまいます。譲れないポイントを伝えるのは面接だけでもいいでしょうか。


【回答】

理想は、ESと面接の両方であなたの譲れないポイントを伝えることです。ESは企業にあなたの考えや価値観を伝える最初の機会ですので、譲れないポイントを含めることは非常に重要です。下記構成を例に、優先順位をつけて、文字数を調整しましょう。


<例> ※300文字で志望理由を書く場合
①冒頭(50文字)
企業を志望する理由を簡潔に述べ、結論を明示する。

②譲れないポイント(100~120文字)
自分の譲れないポイント(価値観や目指す姿)と、それが企業にどうマッチしているかを説明する。

③理由・背景(100~120文字)
志望理由の具体的な根拠を述べる。企業研究や自身の経験を織り交ぜる。
④締め(20~30文字)
自分が企業にどう貢献できるか、意欲を伝える。

イベント参加者の声をご紹介

今回のイベント終了後も、参加者の皆さんからたくさんのアンケート回答をいただきました!ご意見や感想をお寄せいただき、ありがとうございます。ここでは、その中から一部の声をご紹介します。

▼参加者からのコメント

実際に人事の方から聞いて頂いたポイントを教えていただけたので、信頼性が高くとても満足です。

面接で抑えるべき最低限のポイントを抑えることができた。

志望動機について不安が大きかったため、「価値観として譲れないこと」を伝えるということを知れてよかったです。

面接を控えており、役に立つ内容だった。

満足度は10点満点中8.9点でした。多くの参加者が次回のイベントも予約していただいており、大変ご好評をいただきました。今回ご参加いただけなかった皆さんも、次回のイベントでぜひお会いしましょう!

今後も、就活生を応援するさまざまなイベントを開催予定です。最新のイベント情報をメールでお届けしますので、ぜひアイルーツに登録してくださいね。

ツタミ
ツタミ
新卒7年目|元法人営業|関西出身→東京勤務→東北在住と、北へ進行中|就活お悩み相談を中心に更新していきます✨

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