
【就活相談 #5 】業界・企業研究はどうやってやればいいですか?
スカウト就活サービス「アイルーツ」を運営しているアヤノです。
本日のテーマは就活生のお悩みに答えていく「アイルーツで就活相談」今回で5回目ですが、今回から27卒の皆さんからいただいた就活相談について解説していきます。相談内容はこちら。
【質問】 業界・企業研究はどうやってやればいいですか? |
インターンの説明会や選考開始前の今の時期に、業界・企業研究を行っておくことは大事ですが、どうやってやれば良いか分からないという相談がとても多いです。特に気になる業界も見つかっていなければ、尚更途方に暮れてしまいますよね。
業界・企業研究を行う目的とは?
まず、業界・企業研究を行う目的についてすり合わせをしておきます。業界・企業研究の目的は「自分に合った業界・企業を見極めるため 」です。
仕事は人生の大部分を占めるので、自分に合った業界や企業を見極めることがとても大切です。自分のやりたいことや適性に合っているか、また将来的に成長できる環境があるのかどうかを業界・企業研究を通じて見極めていきます。
業界・企業研究の方法について
次に、業界・企業研究の方法についてお伝えします。色々な方法があるのですが、気になる業界も見つかっていないということなので、今回は業界や会社を知るという観点で方法をお伝えします。
業界・企業を知るためには業界地図がおすすめです!業界地図とは、業界の主要な企業や市場構造、競争関係を視覚的に整理したものです。各企業の事業領域やシェア、成長性などが一目でわかるため、業界研究や企業研究に役立ちます。
私が就活生の時は業界地図をいつも持ち歩いていました。※業界地図の詳細はこちら
業界地図の活用方法
それでは業界地図の活用方法についてお伝えします。以下のようにマクロ視点で業界研究を行っていくことで、業界についての知識を身に着けられます。また、企業研究はミクロ視点で行い、業界地図内に載っている企業同士の違いを理解することで、企業研究が進みます。
- 業界を広く俯瞰する(マクロ視点)
業界全体の構造、市場規模、成長性をざっくり理解する。 - 興味のある業界を深掘りする(ミクロ視点)
主要企業をリストアップし、それぞれの企業概要や事業内容、ビジネスモデルなどを調べる。
企業研究で見るべき8項目
業界地図から気になる企業を見つけたら、以下の8項目を確認してみましょう。これらを確認することで、会社についての理解が深まるとともに、自分自身の合っている会社なのかどうかを知ることができます。
- 企業概要
- 事業内容
- ビジネスモデル
- 商品サービス
- 取引先・顧客
- 業績
- 採用情報
- 環境・制度
特に抑えたほうが良いのが「3.ビジネスモデル」と「8.環境・制度」です。
ビジネスモデルに関しては、誰にお金を貰い、誰に商品やサービスを提供しているのかが分かるので、仕事をする上でやりがいを感じられるかを考える上で大事なポイントです。
また環境・制度については自分の給与がどう決まるかが分かります。例えば会社によっても「人間性が重視される環境」や「売上を上げれば給与が増える環境」など色々な環境があります。この環境・制度は働く上での納得度に直結するので大事なポイントです。
このように業界・企業研究を進めることで、自分の合った業界や企業の見極めにも繋がります。是非活用してみてください。
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